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金崎 敬江
miel

- miel[ミエル] -
東京オレンジ、bird's-eye view、picoLoop%と様々な作品創りに関わり、また、客演、振付、その他パフォーマンスを行ってきた金崎敬江が企画し、振付、構成(時には演出)をする。2010年度発足。
"le miel"はフランス語のハチミツ。甘くて、とろっとしていて、でも天然ものだから赤ちゃんは食べられない。そんな甘い幸せと共に、ちょっと危険を孕んだような作品を。
また「見える」「視える」何かが出せるように。
連絡先(お問い合わせ先):
miel.miel.2010☆gmail.com(☆を@に変えて)



miel(ミエル)#003
『 す き  と お り 』

2014.7.30.wed.-8.5.tue.
@スタジオ空洞(link)


miel(ミエル)#002
『 ま ○ る 』

2012.05.09.-14.
@ザ☆キッチン NAKANO(link)


miel(ミエル)#001
『こ こ  ち   り』

2010.12.23.-27.
アトリエセンティオ(link)

05.27.2014

『 ま ○ る 』舞台写真 その18


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次のシーン、舞台上には男女が出てきて
台の上に腰掛ける。
舞台下手には、ナレーション(ト書き)を話す男(末原拓馬)。

ホテルの一室。スーツ姿の男女。

と、始まる。






















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おもむろに女(金崎敬江)が、男(佐野功)を押し倒す。
どうやら、この台はホテルのベッドのようだ。

















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格闘する二人、女は男のズボンを脱がせようと必死である。

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一度諦めたのか、女が手を離し
「なんでだろう。なんでかな?」
「(息を切らし)......。」
「どうして私が無理矢理襲ってるみたくなってるのかな?」
「...どうしてでしょう。」
「いつも言ってると思うけど質問に質問で返すのやめてくれる?」
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「うん。まあいいんだけどね。会社じゃないし。仕事じゃないし。ホテルな訳だしね。」


そして、また迫る女。
警戒する男。苛つく女。

「いや、違うんです。」
「何が?」
「小林さんに魅力がないとかじゃないんです。ただ、僕の中で守っているというか...そうなんです守ってるものがあるんですね。はい。」
「何を?
「ほらよく結婚するまでは処女を守るみたいな事を言う女性がいるじゃないですか。僕、ああいうのいいなって思って。結婚するまでしない!みたいな男が居てもいいじゃないですか。そういうのをきちんと『守る男』って逆に良くないですか?そういうの今時珍しくないですか?」
「どっちが?童貞が?それとも童貞を守っていることが?」
「どっちもです。」
「...木村君、童貞なの?」
「...違います。」
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「...じゃあ、今の話は何?」
「違うんです!だから小林さんは大切な人ですから。大切な人って言うか、上司と部下の関係がまずありきですから!そこはやっぱりありますから!」
「別に結婚してほしいとかは思ってないんだけど。」
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「分かってます!!分かってますよ!!違うんですよ!!いきなりだったから!!いきなり!!まさか小林さんが来るとは思わないじゃないですか!!!...(少し落ち着いて)いや違います。僕も悪いんですけど。僕が悪いんです。すいません。とりあえず一旦出ましょ。誰にも言わないんで。小林さんもお願いしますね。
「...」

出て行こうとする木村。
小林女史、黙って見過ごすのかと思ったが木村の手を掴んでいた。
「小林さん?」
「やっぱ私の方がリスクでかいと思うの。あることない事言われた時に失うものは私の方が大きい...それは嫌...それは避けたい。」
「言いませんって。」
「もっと強固な関係でない限り確約が持てないじゃない。」
「どういうことですか?」
「関係を持っておきましょう。」

距離を取る木村。
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「やめてください。」
「そんなに嫌?」
「嫌じゃないです!」
「私も木村君そんなに嫌じゃないから。」
「違うんです!僕童貞ですから!やっぱり童貞ですから!下手ですから!」
「下手とか気にしないから。」
「人呼びますよ!」
「何でよ。呼んでどうすんのよ?困るでしょ!私もあなたも。」
「だったら帰りましょ。」
ベッドを中心にぐるぐる回る。
「逃げないでよ。」
「逃げてないです!」
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木村は携帯電話を持ちながら、小林女史は木村のベルトを掴んだりしながら。
いつしかそれはコンテンポラリーダンスのような。
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