ウラノ タカコ
TAU co.,ltd.代表

80年代デザイナーズブランドのプレスを経て'90に株式会社タウを設立。最初に手掛けたPRが伝説のクラブ「GOLD」。以降、ファッションブランド、セレクトショップ、カフェ、クラブ等の立ち上げに参画。「衣」「食」「住」「遊」のすべてが融合した終の棲家をプロデュースすることが目下の夢。

06.20.2011

につまる感じ Are you really happy?



男ならハッキリしてよ Come on Come on Love me Come on♪

25時の海が見たい 火をふかし マシンでさらってよ♫

てな感じで、私の中の女性性が、身も心もかなり煮詰まってカラメル状態の私自身に向かって吠えだした。

閉所恐怖症であるが故に、カラメル状態じゃ呼吸困難になるわ、高鳴る鼓動に不安は募り、ネガティブなことを関連付けては、さらに動悸、息切れ、めまい、心臓。。。救心飲まなきゃだわ。

いや待て、何煮詰まってんの、私。こんなん私らしくないし、第一そんなカッコ悪いとこ世間様にさらしてどうすんの。

HERSでモデル張りに笑顔をふりまいて、世のお転婆さんたちに勇気と希望を与えるのが私なんじゃないのかっ!

Fly away 星くずも街も見えなくなる♪

ふたり舞い上がり パラダイスに行くの♫

長く続く頭痛に不安を覚え、突然のパニック症状に見舞われてから三日が経つ。

やれ心臓だ、脳に異常だ、と薄れゆく意識の中で、保険証、財布、携帯、もしものための着替えなんかをバッグに詰め込み、病院へ。

口に茶封筒をあてがわれ、ゆっくり呼吸すること30分でようやく、大騒ぎしたパニック状態から抜け出した。

念のためCTで脳内出血のチェックもしていただいたが、異常なし。

につまる感じ Are you really happy?

いいえ、全く、ハッピーじゃない。

だ、か、ら、につまるの、やめました。

無理は禁物、油断大敵と意識しつつ、友人から誘われ、勝屋まゆみさんのhow to liveの展示会へ行った。


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大柄な勝屋さんの生み出すバッグやアクセサリーは、同じく大柄でシンプルでシックなものが大好きな私のハートをくすぐった!


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背中にパッション 泣けるほど好きと叫んでいるわ♪

危険なパッション スピードで愛を証明してよ♫

証明したわー!

3点予約、お買い上げしたわー!


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私たちだけのためにちいさなパーティーまで用意してくださって。。。


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how to live 展示会は、6月28日まで object by gallery deux poissons 渋谷区恵比寿2-3-6 1F tel:03-5795-1933 にて。

シンプルな生活って、簡単なようで難しい。

けど、やってみる価値は大いにある。

哀しくてつらい時も生きてれば誰にだって訪れる。

けど、私は強い子!と言い聞かせて、泣きながらでも立ち上がってみる価値は、ある。

NOW, I'm Strong Enough.





06.06.2011

帰れない二人



このところブログのタイトルどおり、Crossroadsすなわち岐路、分岐点、迷い道真っ只中の宙ぶらりんな精神状態にあるのだが、長年生きていれば、面白いように物事が進み人目につかないところでガッツポーズすることもあれば、不幸の日替わり定食にはもう飽きてしまったてな具合に予期せぬ事件が起きて心がカキ乱れたりもする。

人生には波があることはわかっちゃいるが、かつての落ち込みとは少し質の違った迷い道にすっぽりはまってしまったような気がしている。

なんていうのか、ドキドキしない、思考がゆるい、やる気が出ない、、、人はそれを更年期障害と片づけるのだが、それはそれでまた腹立たしく、かと思えば、あー、確かに歳だしなー、とすぐにあきらめたりする。

そいでもって、こんなおばはんのボヤキを誰が聞きたいのか、とまた凹む。

私のブログの数少ない訪問者はおそらく年季の入った方々が多いと思われ、ならばこんな小っちゃい字じゃ読めないのではないかとさらに気を遣う。

いっそのこと、これは、ファッションを生業とするプロデューサーのオサレブログに徹底し、どこかよそで毒づいてみるか、なんてことをもやもや考え出している。けれど、オサレをオサレに表現するのが、あまり得意じゃないことも自覚しており、芸人じゃありもしないのにオチをつけなきゃ気持ちが悪いときている。

さーて、困った。

こりゃ、鬱の始まりか。

そりゃ、鬱にもなるよ。

国のトップが話す言葉を聞いて、あまりの落胆ぶりに思考することをセーブしてしまったせいだ、ということにも気づいている。

いつの間にか、周りの人たちから煙たがられないように、ぬるい会話に終始するようになってしまった自分がいる。

最近の知的な刺激と言えば、NHK Eテレ「スタンフォード 白熱教室」ぐらいで、あー、あのころはあたしって天才?ってほどに頭の回転激早だったもんよ。。。と過去の栄光に生きてきた証を探す始末。

そんなとき、久しぶりに従妹の愚息(彼女曰く)のブログを目にした。

都会っ子らしく青白くひょろひょろとした印象しかなかったあの子が、500日の世界放浪の旅日記ブログ「世界のどこかで何かを叫ぶ、、、かもしれない」の中で立派にたくましくいい青年に成長していたのだ。

身内のことを褒めるのはちょっと気が引けるが、男は一人で世界放浪できるくらいが、ちょうどいい。

世界放浪して生きて必ず帰ってくる、そんな生命力ある男を、世の女たちは待っている。

お金がなくとも、多少不細工でも、少しくらいおバカでも、どんなことがあっても生き抜く力のある男。

彼は、立派な冒険家になった。

冒険家が身内にいることを本当に誇りに思う。

古いサッシを取り換え、家を誰かに貸せるようになったら、私も旅に出たいと思う。


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経済的に豊かじゃなくたって構わない。

過去に帰ろうなんて、これっぽっちも思わない。

見たこともない土地で見ず知らずの人と、対話したい。

あわよくば、そこから新たな生業が見いだせたら、感謝して突き進む。

そんなことを想像しながら、本を読んで、いつか来る時を心待ちにしている。


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