ウラノ タカコ
TAU co.,ltd.代表

80年代デザイナーズブランドのプレスを経て'90に株式会社タウを設立。最初に手掛けたPRが伝説のクラブ「GOLD」。以降、ファッションブランド、セレクトショップ、カフェ、クラブ等の立ち上げに参画。「衣」「食」「住」「遊」のすべてが融合した終の棲家をプロデュースすることが目下の夢。

11.12.2012

A Walk On The Wild Side



長らく放置していたホームページをリニュアルしました。


友人が管理人をしている個人ブログも、およそ一年更新していません。
体に鞭打ちつつ仕事をこなし、さらに去年の震災と恩師であるデザイナー安部兼章氏の逝去、友人の早すぎる死により精神的にも大きなダメージを被り、ついには体調を崩し、いつものパワフルでポジティブな姉御的役割を演じることができない状態になってしまいました。 


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そんな姿をさらけ出すこと、心境を吐露することは止めようと思い、しばらく表立ってアクティブに活動をしてこなかったのですが、今年に入って少しずつ、かつての生活習慣を見直し、考え方のクセを改め、本来自分に備わっているであろう潜在能力を引き出すためのメンタルトレーニングを実行し、思い切った自己改革に取り組みました。

まだまだ意識的に行動しなくては、すぐに以前の自分、たとえば、私が何とかしなくちゃ、だったり、完璧にやり遂げなくちゃ、だったり、自分に厳しく他人にも厳しい自分がひょっこり顔をもたげたりするのですが、かつて経験したことのない体調不良は思いのほか私自身をいたわる自己受容につながったのも事実で、今こうして元気に仕事させてもらえている状況は、病と家族、友人、そして先祖に感謝だなぁとしみじみ思うわけです。

多くの人に支えられてきたんだなぁ、と。


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過去を振り返って悔いてばかりいるのではなく、将来を憂いて悲観的な想像をするのではなく、今のこの一瞬に集中すること。 できるだけリラックスした気持ち(平常心)でいること。

自分のエゴのためではなく、人のため、社会のため、地球のためを想い行動すること。 

そんなことを無意識にできるようになった時から、新たな人生が始まるはず。

新しい私が動き出す時が、来た。 無限の可能性が近づいてきた。


何の根拠もなく、ただ直感的に、そんな気がするのです。 企画書を下を向いて読むのではなく、上を向いて皆さんと一緒に、明るい未来を想像・創造していけたらと思うのです。  お転婆、復活です。  



       


     

06.20.2011

につまる感じ Are you really happy?



男ならハッキリしてよ Come on Come on Love me Come on♪

25時の海が見たい 火をふかし マシンでさらってよ♫

てな感じで、私の中の女性性が、身も心もかなり煮詰まってカラメル状態の私自身に向かって吠えだした。

閉所恐怖症であるが故に、カラメル状態じゃ呼吸困難になるわ、高鳴る鼓動に不安は募り、ネガティブなことを関連付けては、さらに動悸、息切れ、めまい、心臓。。。救心飲まなきゃだわ。

いや待て、何煮詰まってんの、私。こんなん私らしくないし、第一そんなカッコ悪いとこ世間様にさらしてどうすんの。

HERSでモデル張りに笑顔をふりまいて、世のお転婆さんたちに勇気と希望を与えるのが私なんじゃないのかっ!

Fly away 星くずも街も見えなくなる♪

ふたり舞い上がり パラダイスに行くの♫

長く続く頭痛に不安を覚え、突然のパニック症状に見舞われてから三日が経つ。

やれ心臓だ、脳に異常だ、と薄れゆく意識の中で、保険証、財布、携帯、もしものための着替えなんかをバッグに詰め込み、病院へ。

口に茶封筒をあてがわれ、ゆっくり呼吸すること30分でようやく、大騒ぎしたパニック状態から抜け出した。

念のためCTで脳内出血のチェックもしていただいたが、異常なし。

につまる感じ Are you really happy?

いいえ、全く、ハッピーじゃない。

だ、か、ら、につまるの、やめました。

無理は禁物、油断大敵と意識しつつ、友人から誘われ、勝屋まゆみさんのhow to liveの展示会へ行った。


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大柄な勝屋さんの生み出すバッグやアクセサリーは、同じく大柄でシンプルでシックなものが大好きな私のハートをくすぐった!


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背中にパッション 泣けるほど好きと叫んでいるわ♪

危険なパッション スピードで愛を証明してよ♫

証明したわー!

3点予約、お買い上げしたわー!


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私たちだけのためにちいさなパーティーまで用意してくださって。。。


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how to live 展示会は、6月28日まで object by gallery deux poissons 渋谷区恵比寿2-3-6 1F tel:03-5795-1933 にて。

シンプルな生活って、簡単なようで難しい。

けど、やってみる価値は大いにある。

哀しくてつらい時も生きてれば誰にだって訪れる。

けど、私は強い子!と言い聞かせて、泣きながらでも立ち上がってみる価値は、ある。

NOW, I'm Strong Enough.





06.06.2011

帰れない二人



このところブログのタイトルどおり、Crossroadsすなわち岐路、分岐点、迷い道真っ只中の宙ぶらりんな精神状態にあるのだが、長年生きていれば、面白いように物事が進み人目につかないところでガッツポーズすることもあれば、不幸の日替わり定食にはもう飽きてしまったてな具合に予期せぬ事件が起きて心がカキ乱れたりもする。

人生には波があることはわかっちゃいるが、かつての落ち込みとは少し質の違った迷い道にすっぽりはまってしまったような気がしている。

なんていうのか、ドキドキしない、思考がゆるい、やる気が出ない、、、人はそれを更年期障害と片づけるのだが、それはそれでまた腹立たしく、かと思えば、あー、確かに歳だしなー、とすぐにあきらめたりする。

そいでもって、こんなおばはんのボヤキを誰が聞きたいのか、とまた凹む。

私のブログの数少ない訪問者はおそらく年季の入った方々が多いと思われ、ならばこんな小っちゃい字じゃ読めないのではないかとさらに気を遣う。

いっそのこと、これは、ファッションを生業とするプロデューサーのオサレブログに徹底し、どこかよそで毒づいてみるか、なんてことをもやもや考え出している。けれど、オサレをオサレに表現するのが、あまり得意じゃないことも自覚しており、芸人じゃありもしないのにオチをつけなきゃ気持ちが悪いときている。

さーて、困った。

こりゃ、鬱の始まりか。

そりゃ、鬱にもなるよ。

国のトップが話す言葉を聞いて、あまりの落胆ぶりに思考することをセーブしてしまったせいだ、ということにも気づいている。

いつの間にか、周りの人たちから煙たがられないように、ぬるい会話に終始するようになってしまった自分がいる。

最近の知的な刺激と言えば、NHK Eテレ「スタンフォード 白熱教室」ぐらいで、あー、あのころはあたしって天才?ってほどに頭の回転激早だったもんよ。。。と過去の栄光に生きてきた証を探す始末。

そんなとき、久しぶりに従妹の愚息(彼女曰く)のブログを目にした。

都会っ子らしく青白くひょろひょろとした印象しかなかったあの子が、500日の世界放浪の旅日記ブログ「世界のどこかで何かを叫ぶ、、、かもしれない」の中で立派にたくましくいい青年に成長していたのだ。

身内のことを褒めるのはちょっと気が引けるが、男は一人で世界放浪できるくらいが、ちょうどいい。

世界放浪して生きて必ず帰ってくる、そんな生命力ある男を、世の女たちは待っている。

お金がなくとも、多少不細工でも、少しくらいおバカでも、どんなことがあっても生き抜く力のある男。

彼は、立派な冒険家になった。

冒険家が身内にいることを本当に誇りに思う。

古いサッシを取り換え、家を誰かに貸せるようになったら、私も旅に出たいと思う。


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経済的に豊かじゃなくたって構わない。

過去に帰ろうなんて、これっぽっちも思わない。

見たこともない土地で見ず知らずの人と、対話したい。

あわよくば、そこから新たな生業が見いだせたら、感謝して突き進む。

そんなことを想像しながら、本を読んで、いつか来る時を心待ちにしている。


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05.30.2011

Last Dance



地球が悲鳴を上げているのか、目に見えない大いなる存在からのお達しなのかは定かじゃないが、このところの気候の変動や政局不信や世界情勢の変革に身も心もお財布も、すっかりずたぼろ状態の今日この頃、それでも生きてく私 by ウラノタカコを演じている。

正直言って、ネガティブな心持からいつの日か「インデペンデンス・デイ」のような、大きな宇宙船が地球を占拠するんじゃないのか、とか、「2012」にあったように、地球を脱出する準備がかの国で粛々と進められてるんじゃないかとか、妄想は止まらない。で、むしろ、生きてるうちに宇宙人に会ってみたいとすら思う。


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最近はもっぱら、高校生の時に愛読していたハヤカワミステリーばかり読んでいる。
時は流れ、老眼鏡かけながらの、現実逃避ってやつだ。

子供のころから妄想癖があって、変なことばかり言っては人を扇動する子、ってなことで先生にマークされていた私だが、今や世の中その変なことばかり起こっている。

今いる場所が危険だと思えば、その場を離れたらいい。
誰かを変えたいと思うなら、自分が変わればいい。

この先、決して楽観視できないことばかりが続くと思うけど、そんな時に重い荷物を背負って坂道を登って行くのは、老眼鏡をかける私には到底無理なの。
物理的にも精神的にも身軽になって、動くべきタイミングを、直感をビンビンに研ぎ澄ましてキャッチしたいと思っている。

その直感ビンビン物語に不可欠なのが、私にとっては、ファッションでありアートであり音楽で。

5月25日、26日は、大学の同級生と立ち上げたファッションブランド「Anywhere Out of The World」の展示会で、懐かしい顔ぶれに会い、近況を共有し励まし合った。

5月27日、アクアガール2011AWコレクションルックブックの撮影に向かう。


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こちらも説明要らずのチームワークで、引き算することで見えてくる服たちのエネルギーをうまく捉えることができたと自負している。


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フォトグラファーHALさんも、すっかりモデルたちからの信頼を得たお姉さんの貫禄に。


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ファッションのもつ力を言葉で説明することはとても難しいけれど、純粋に美しい、カッコいい、かわいい、はシンプルにダイレクトにハートに染み入る不思議かな。女性ホルモンが活性化され、老眼の進行が少しでも遅れてくれると嬉しいな、と。

5月28日、27年の幕を閉じる白金にあるSOUL DISCO「ダンステリア」へ。


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ディスコで27年も続いているってのは、ほとんど奇跡と言っていい。

還暦を過ぎた人も多い中、いまだ現役で軽快にステップを踏む姿は、なんだかいとおしくもある。


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私が思春期を迎えた70年代は、ファッションも音楽もなんてグラマラスでゴージャスで色っぽかったんだろう。

まだ足腰丈夫なうちにもう一花咲かせたいぞ、と諸先輩方の華麗な動きを見て、決意を新たにした次第なのだ。

次は私たち世代のための、衣食住遊混合の館の主人に、早くなりたい!

これが私の、夢。

さあ、どこに創ろうか。

いま、直感をビンビンに。






05.09.2011

ありったけの愛



4月30日、5月1日恵比寿ガーデンホールで開催された東日本大震災復興支援チャリティーイベント「伝手プロジェクト」にお越しいただいた皆様、多くの賛同してくださったアーティストの方々、また多くのボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

3.11以降、悲観的なことばかりが想像されて不安と孤独で押しつぶされそうになってた時に、発起人の林さんから声をかけられ動き出した「伝手プロジェクト」は、想像以上に難産でした。

今、この時、私たちにできることを一歩ずつ前へ足を踏み出そう、としていましたが、多くの方々に賛同していただくにはあまりにも時間が足りませんでした。

過去に何度も時間ぎりぎりでイベント開催をやってきたプロ中のプロの集団ですが、今回は時間が足りないばかりか、チャリティーイベントであること、スタッフ全員ボランティアとしての参加であることは、強い気持ちと意思統一がはっきりしていないと、途中から心が折れそうになることもしばしばあって、正直この開催は無謀なんじゃないだろうかと、一瞬気持ちがぐらついたことを白状します。

深夜のメールのやりとり、チームごとの打ち合わせを重ね、正味2週間で立ち上げたこのプロジェクトでしたが、結論としては、やってよかった!そして、これは、ずっと続けていかなくちゃいけないんだ!という確信でした。

今後、集まった義援金と支援物資を直接お渡しするため、パフォーマーを乗せて、被災された方々へ少しでも笑顔になっていただけるよう活動を続けていきます。

私の担当した受付まわりでも、普段チケットのもぎりなどしたことのない多くの友人たちが手伝ってくれて、なぜか妙に仲良くなってしまいもぎり隊なるものが結成されてしまいました。

そう滅多にチケットのもぎりの依頼はないんですが。。。笑

けど、少しでも誰かの役に立ちたいと集まってくれたサポートメンバーの方々に、本当に、心から感謝します。

ひとりじゃないって~素敵なことね~、と天地真理の歌を歌っています。

ありがとうございました。

当日のプログラムは、もっと早くに決まっていて、もっと広くPRできれば、もっと多くの方々に見てもらえたのに、と少し残念に思うほどの素晴らしいパフォーマンスばかり。

電撃ネットワーク南部さんが、赤いマジックを吸い、白いハンカチをくわえ、日の丸を作ったときに、涙が出ました。

上妻宏光さんの「津軽じょんから節」に泣きました。

相川七瀬さんが天使に見えました。


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THEATRE BROOKの「ありったけの愛」で嗚咽しました。


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関東キャバレー協会のパフォーマンスに癒されました。セクシー募金箱に募金しました。


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もうすぐあの日から二か月が経とうとしています。

9.11も11.11(母の命日)も3.11も決して忘れることはありません。

運命数11の私です。

多くの人にはできないことをやる運命を背負っているからには、それを全うしなければ、また修行の人間界に戻ってきそうな気がして、今必死でありったけの愛を発信し続けていきたいと決心した次第です。

高度成長期に生まれ、バブルを経験し、ジェットコースター並に激しく駆け抜けた半世紀。

今目の前の大いなる危機は、ありったけの愛でしか救えないような、気が、しています。






04.25.2011

Les Fleur



この一か月私はいったい何をやっていたのだろう。

もういい加減ブログ更新してくれ~、と友からの切なる依頼(むしろクレーム)を受け、しぶしぶこれを書き始めている。

正直何度も書いては消し、書いては消しを繰り返し、笑っちゃ泣き、引きこもっては立ち上がり、オロオロしては急に強気になってみたり、分裂真っ只中に、今も、ある。

あまり暗いこと書かないでよ、とくぎ刺されてはいるが、根が暗いもんだからあまり上手に明るく元気に前向きなことを書けないの、ごめんね。


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なんせ、25年前のあの日、たった一人でパリに撮影に行っていたさなかに、チェルノブイリ原発事故が起きたのだから。

事故の大惨事を実感することもなく、初めて訪れたパリで「カフェオレ シルブプレ」を気取り、おそらく自粛されていたであろうミルクもパンも野菜も大いに満喫していた。
フランス語がわからないことは、よかったのか悪かったのかよくわからないけれど、パニックにならずにすんだのは、幸いだったのかもしれない。

が、帰国してから、さあ、焦った。

いろいろな原発に関するニュースや多くの本が出版され、それを読みまくった。

結婚を目前に控えてたから。

本気で、子供を作るのはやめようと思った。

そのくらい、今とは比べ物にならないほど、おっそろしいことが書いてあった。

やはり他国のことは大げさに伝え、自国のことは控えめに報道するというのが、マスコミの鉄則のようで。

当時パリに短い滞在だったけれどもいたことは事実なわけで、私は、献血ができない。

あれから25年たった今でも。

過去にとらわれず、近い未来に突き進む女性の特技を生かして、かなり前向きなことをお伝えする。

3.11以降、イベント自粛が続き、フリーランスな業界人は、心理的ストレスもさることながら、明日の生活すらどうなるかわからない、二重の不安の中にいた。

そんな中、以前から旧知の演出家林さんのお声掛けで、復興支援のための伝手"tsu・te"プロジェクトが急きょ立ち上がった。

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この先この国の未来はどうなるのか、25年前の体験と映画「2012」やらマヤ歴の終わりだなんだかんだで、妄想とノミの心臓とで、身心破壊寸前に、林さんに救われた感じがした。

何かやらないと。

みんなで協力し合わないと。

今後長く続くであろう復興への、ほんの少しでもお役に立ちたい、と。

何もかも、人生初。

みんなが、人生初。

老いも若きも、人生初。

皆が同時に、もしかしたら「死」を垣間見るという瞬間を同時体験するなんてことが、生きてる間に経験するなんて、想像すらできなかった。

想定外。

それが、人生。

それが、生きているということ。

生きている私たちが、私たちの伝手を頼って、伝手が広がって、長くつながっていくこと。

今、25年間の恩返しができればと、思っている。







03.18.2011

Don't stop believing



3月11日 東北地方太平洋沖地震において被害を受けられた被災地の方々、ご家族、関係者のみなさまに心より謹んでお見舞い申し上げます。



あの日あの時のことを書くまでにちょうど一週間の時間が必要でした。


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想像以上の小心っぷりと、想定外の開き直りの早さと、己の中を二分する別の顔に、長くつきあってても知らなかった私、を知って妙な感動すら覚える今日18日は、一生忘れることのできない誕生日となりました。


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バブル崩壊、9.11、リーマンショック、、、、長く生きてるといろんな局面に遭遇するものです。

それでも、一週間前のことは、かつて味わったことのない、とてつもなく大きな絶望感や喪失感、暗い闇の中に自分をどんどん追いやっていくような深い悲しみの中に引きずりこんで行きました。

けど、今は、委縮して立ち止まるんじゃなく、これまで家族や社会や友人らから頂戴した愛や経験からの学びを、きちんとお返しする番がやってきたような気がしています。

と同時に、今この東京が自粛して経済活動から遠ざかってしまったら、日本全体が潰れてしまう危機感をも持っています。

法に縛られて、被災地にきちんと届かない物資。

メンツとメンツの争いによる救援の遅れ。

不透明な原発。

恐ろしく静かな東京。

考えだしたら震えがくるようなネガティブな情報しか耳に入ってきません。

ここから逃げ出すのか、前を向いて一歩ずつでも歩き出すのか。

まだ長い未来がある子供たちのために、人生終盤組がやらなきゃいけないことが、今目の前に私たちの挑戦を待ち構えてます。





02.23.2011

「答え」より「問い」が大切



人生をシンプルにしたい人
自分を好きになりたい人
思い出を大切にしたい人
ささやかな喜びを見つけたい人
本当に進むべき人生の道を見つけたい人

そんなすべての人へ捧げます。


ドミニック・ローホー著「ゆたかな人生が始まる シンプルリスト」を読んだ。


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以前のブログにも書いたが、弟という存在が生まれたことによって、三歳の私は、「私はいったい何者であるか」、「なぜこの家族のもとに生まれてきたのか」を空想するようになった。
もちろんこんな言葉は知らないけれど、家族の注目が私からそれてしまいぽつんとひとり取り残されたような強烈な寂しさを感じていた。

親の教育方針で、三歳にして個室を与えられ、まだ文字も読めないのに山のような絵本を読まされた。
記憶にはないのだけれど、本を逆さまにして声高らかにそれを読んだらしい。

「この子は負けず嫌いな子だね~」

深夜、雷がゴロゴロ鳴って、階段の踊り場でめそめそ泣いていたのを思い出す。

負けず嫌いなんかじゃない、お姉ちゃんらしく振舞ってただけなんだよ。

めそめそした人見知りの激しい自分が嫌で、本を読みふけっているうちに実際の経験はないままに頭でっかちの妄想好きな、そして、確実に負けず嫌いな人格が形成されること早半世紀。

知識先行逃げ切りは出来ず、知識の確認作業としての経験を積み重ね、ここへ来て、知力記憶力は衰え実績だけが支えかのような、これまた新たなぽつんとひとり症候群に陥りつつあった、そんな時に目に飛び込んできたのが、この本。

HERS4月号から、「ウラノタカコ的視点の宝探し」が連載されるにあたり、HERS世代の方々に何をお伝えしようかといろいろ頭の中を整理整頓していた矢先の出会いにも意味があるのだと思う。


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いらないものを見極め質の高い自分にするにはどうすればいいか。

それには、簡潔に、具体的に、リストとして書き出すこと。

自分が好きでないものを知ることは、自分を知ることでもあるのです。
人生では多くの決断をしなければなりません。もし、決断をしなかったら、そこから先に進めなくなってしまいます。選択肢を前にして、ただ迷い、時間だけが過ぎていくのです。決断をするのなら、悔いのない選択ができるように、好きなものと好きでないものがはっきりしているのは望ましいことなのです。

たとえば、あなたの今年の誕生日、二度としたくないことをリストにしてみましょう。
人は年を重ねるにつれ、自分の理想をかたちにしていけるようになりますが、同時に、自分の時間は限りあるものだと自覚させられます。そうすると、したくないことを明確にすることがいかに大切かおわかりになるでしょう。

はい、わかっていたつもりです。

生まれてから、あっという間の半世紀。

残りわずかな、余生ともいえるこのタイミングに、

神秘を信じなくなったとき、人は死ぬのだ  アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)

に出会い、アインシュタインも期せずしてうお座であり、もうすぐ誕生日を迎えるこのシンクロニシティに感謝しつつ、アナ・ウィンターの「ファッションが教えてくれること」を観て、もう一度ハートにパッションという名の灯をともしたいと、思っちょります。


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02.03.2011

リボンの騎士



昨年末から風邪をこじらせ気管支炎を患い咳き込みすぎたせいかおかげか、いつの間にやら腰にくびれが生じ、くびれをさすりながら喜こびつつも、なんだかんだと貧血気味で、いまだ本調子ではない。

というか、もうこの先、あの頃のようにはちきれんばかりのエネルギーを持て余しぃの弾けぇのだのは、起こり得ないことをうすらぼんやり受け止めようと努力している最中で。

HERS2月号が思いのほか反響が多く、中学時代の同級生が誌面でほくそ笑む私を見つけ、町内回覧板のごとく田舎の連絡網はすざまじく、実家の父にまで連絡先を教えてほしいとの電話が入り、めぐりめぐって私のところへとたどり着いた。

ちょうど映画「ソーシャル・ネットワーク」を観たばかりだったので、あ~あ、やっぱ、FACEBOOKやんなきゃかな~、けど、同級生はFACEBOOKやんないだろうな~、やったらやったで知らない人ともつながっちゃうんだろうな~、楽しいだろうな~、面倒かな~、どうしようかな~、と友の発す富山弁を懐かしく思いながら、もはや生粋の富山弁を忘れつつある長い年月の流れに涙した。

ぼやぼやしてたら私は誰かのいい娘になっちゃうよ!と、風邪が治りかけたあたりから急に焦りだし、どんなお誘いも断らないようにしていたら、それはそれで妙ちくりんな会の勧誘だったりして、いい加減学習しようよ私、と自分の頬を引っ叩いた。

反面、友人の紹介から善きご縁を頂戴したりして、振り子のふり幅の大きさに呆れるやら嬉しいやら。

占星術家の村上さなえさんは、同世代で同じうお座のとても素敵な女性で、生年月日からその人の過去から未来へのいわば持って生まれた人生の設計図を割り出してくださった。

これがもう鳥肌もんの的確さで、昨年あたりからぼんやり想像していたこの先のことが、まるでパズルのピースがバチっとはまったかのようにどんぴしゃで、丸裸で赤裸々なウラノタカコがそこにいた。


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嶋津良智著「怒らない技術」を読んだりスピリチュアルな世界に傾倒したり、自己啓発に勤しんできたけど、中年の危機さながらに鬱々としていたのも事実で、そんなときに出会った占星術は、夢見がちなうお座にロジカルな言語という武器を与えてくださった。

閉塞感や不安な心持は、ベースがぐらついているからに他ならず、ベースを強固にするとはすなわち、I BELIEVEしかなく。

HERS4月号から連載ページが始まることになった。

テーマはもちろん、I BELIEVE







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